1. TAXAVEでできること:5つの主要機能

TAXAVE(タクセーブ)は、1人会社・小規模法人のための旅費日当管理SaaSです。旅費規程の整備から日当の自動計算、電帳法対応の証跡保管まで、旅費管理に必要な機能をクラウドで一括管理できます。

機能 概要 こんな課題を解決
1. 旅費規程管理 役職別・出張種類別の日当額を設定し、旅費規程をデジタル管理 「旅費規程を作ったが紙で管理していてどこにあるかわからない」
2. 日当自動計算 出張情報(日付・行先・距離・役職)を入力すると日当を自動計算 「毎回手計算で時間がかかる・計算ミスが心配」
3. 出張申請・承認ワークフロー 出張前の申請〜上長承認〜精算のフローを電子化 「紙の出張申請書の管理が煩雑・承認のやり取りが非効率」
4. 電帳法対応・証跡保管 領収書の電子保存(スキャナ保存)・タイムスタンプ付与 「電帳法への対応方法がわからない・紙の領収書の保管が大変」
5. 会計ソフト連携 freee・マネーフォワードなど主要会計ソフトへのデータ連携 「旅費精算の仕訳入力を二重作業している」
TAXAVEはこんな方に最適
一人社長・フリーランス法人(代表取締役1名)、従業員数名の小規模法人で、旅費規程を整備して日当節税を始めたい方、または現在の旅費管理の効率化・電帳法対応を進めたい方に特化した設計です。

2. 旅費規程の初期設定手順

TAXAVEを使い始めるための最初のステップは「旅費規程の設定」です。既存の旅費規程があれば内容を入力し、まだ旅費規程がない場合はTAXAVEのテンプレートを活用して作成します。

ステップ1:役職区分の設定

旅費規程では役職によって日当額が異なります。TAXAVEでは役職を自由に設定できます。一人社長の場合は「代表取締役」のみで構いません。従業員がいる場合は「取締役」「一般社員」「パート」などを追加してください。

  • 設定例(一人社長):代表取締役のみ
  • 設定例(小規模法人):代表取締役・一般社員・パートタイマー

ステップ2:出張の距離区分の設定

多くの旅費規程では、出張の距離(または移動時間)によって日当額を区分します。TAXAVEでは距離区分を自由に設定できます。

  • 区分例1:片道50km未満(日帰り近距離)・片道50km以上(日帰り遠距離)・宿泊出張
  • 区分例2:近距離(〜1時間)・中距離(1〜3時間)・遠距離(3時間以上)・宿泊

ステップ3:日当額の入力

役職×距離区分のマトリクスで日当額を入力します。設定した日当額が旅費規程の核心部分になります。

役職 日帰り(近距離) 日帰り(遠距離) 宿泊出張(日当) 宿泊出張(宿泊費上限)
代表取締役 3,000円 5,000円 8,000円 15,000円(実費)
一般社員 2,000円 3,000円 5,000円 10,000円(実費)

ステップ4:旅費規程の確認・PDF出力

設定した内容を確認し、旅費規程文書としてPDF出力します。出力した旅費規程は取締役会議事録(または代表取締役の決定書)とともに保管します。

3. 出張申請〜承認〜日当自動計算の流れ

旅費規程の設定が完了したら、次は出張ごとの申請・精算フローを設定します。

出張前:申請

  1. 出張日・行先・業務目的・交通手段を入力して「出張申請」を作成
  2. 承認者(一人社長の場合は自分)が申請を確認・承認
  3. 申請情報がシステムに記録される(税務調査の証跡として保管)

出張後:精算と日当自動計算

  1. 実際の出張内容(日付・行先・交通費実費)を入力・確認
  2. 設定した旅費規程に基づき、日当が自動計算される
  3. 交通費(実費)と日当の合計精算額が表示される
  4. 精算書をPDFまたはCSV形式でダウンロード
一人社長の場合のワークフロー
一人社長(承認者=申請者)の場合、承認ステップは実質的に省略できますが、記録として申請・承認の履歴を残すことを推奨します。この記録が税務調査における「出張の事実証明」として機能します。

4. 電帳法対応機能の使い方

2024年1月以降、電子取引の証拠書類(オンライン予約の宿泊領収書・クレジットカード明細等)は電子保存が義務化されました。TAXAVEの電帳法対応機能でこれに対応できます。

領収書の電子保存(スキャナ保存)

  1. 紙の領収書をスマートフォンのカメラで撮影
  2. TAXAVEアプリ(またはWebブラウザ)から該当する出張記録にアップロード
  3. アップロード時に自動でタイムスタンプが付与される
  4. 金額・発行者・日付情報が自動読取(OCR機能)されて記録に紐付けられる

電子領収書の保管

オンラインで発行される電子領収書(PDF形式など)はそのままTAXAVEにアップロードして保管できます。印刷して紙で保管する必要はありません。

タイムスタンプの確認

保存した領収書には自動でタイムスタンプが付与されます。電帳法で求められる「真実性の確保」(改ざん防止)の要件を満たします。タイムスタンプの確認は管理画面から行えます。

電帳法対応のポイント
  • 電子取引の領収書は「受け取ったらすぐにTAXAVEに保存」の習慣をつける
  • 紙の領収書は撮影後もしばらく原本を保管(スキャナ保存の適正性が確認されるまで)
  • 公共交通機関(3万円未満)はインボイス不要の特例あり
  • クレジットカード明細・銀行明細も補完書類として保管する

5. 会計ソフト連携の設定方法

TAXAVEの旅費精算データを会計ソフトに連携することで、仕訳の二重入力を省けます。

freee(フリー)との連携

  1. TAXAVEの「連携設定」→「freee連携」を選択
  2. freeeのAPIキーを入力して認証する
  3. 勘定科目のマッピングを設定(旅費交通費→旅費交通費、など)
  4. 出張精算が承認されると自動でfreeeに仕訳が連携される

マネーフォワードクラウドとの連携

  1. TAXAVEの「連携設定」→「マネーフォワード連携」を選択
  2. マネーフォワードのAPIキーを入力して認証する
  3. 勘定科目・補助科目のマッピングを設定
  4. 精算データが自動連携される

CSV連携(他の会計ソフト対応)

freee・マネーフォワード以外の会計ソフトをお使いの場合は、精算データをCSV形式でエクスポートして会計ソフトにインポートできます。仕訳フォーマットのカスタマイズも可能です。

6. 1ヶ月無料トライアルで最初にやるべき5つの設定

TAXAVEの無料トライアル(1ヶ月)を最大限活用するために、最初の1週間以内に完了させておくべき設定を紹介します。

優先順位 設定項目 所要時間(目安) ポイント
1 会社情報・役職設定 10分 法人名・代表者名・役職区分を入力。一人社長なら「代表取締役」のみ
2 旅費規程の設定と確定 20〜30分 日当額の設定が核心。テンプレートを参考に役職×距離区分で金額を決定する
3 過去出張データの入力(試算) 30分〜1時間 過去3ヶ月分の出張を入力して節税額を試算。設定した旅費規程が正しいか確認
4 電帳法対応:領収書保存の設定 15分 スキャナ保存の設定を完了させ、実際に1枚領収書を保存してみる
5 会計ソフト連携の設定 20〜30分 freee・マネーフォワード等のAPIキーを取得して連携設定を完了させる

トライアル期間中にやるべきこと

  • 実際の出張を1回TAXAVEで申請・精算して、運用フローを体験する
  • 旅費規程のPDFを出力して内容を税理士に確認してもらう(推奨)
  • 年間節税額の試算レポートを確認し、月額4,500円との費用対効果を検証する

7. 料金プランと費用対効果

TAXAVEは月額4,500円(税込)の固定料金プランです。1ヶ月の無料トライアル期間があり、クレジットカードなしでも開始できます。

項目 内容
月額料金 4,500円(税込)
無料トライアル 1ヶ月間(機能制限なし)
ユーザー数 制限なし(小規模法人も同一料金)
旅費規程の設定数 1社につき1規程(複数役職・区分に対応)
電帳法対応 スキャナ保存・タイムスタンプ機能を標準装備
会計ソフト連携 freee・マネーフォワード・CSV対応

費用対効果の試算

月額4,500円(年間54,000円)のコストに対して、日当節税効果の試算を行うと、月4回出張・日当5,000円の場合で年間5万円超の法人税節税効果が見込めます。つまり、TAXAVEの利用料金を差し引いても年間1万円以上のプラスになる計算です。出張回数が多いほど節税効果が大きくなり、費用対効果はさらに向上します。

TAXAVEをお勧めする方
  • 法人化したばかりで旅費規程をまだ整備していない一人社長
  • 旅費規程はあるが紙・Excelで管理していて電帳法対応が不安な方
  • 月に複数回出張があり、日当の計算・管理に手間を感じている方
  • freee・マネーフォワードを使っていて旅費精算の連携を効率化したい方